今日も、よしりん先生の登場でーす
大サービスです
皇統問題でやっと
地殻変動が起こってきたようです。
あれほど、
「男系絶対」
「女系になったら皇統断絶」
「国体断絶」
「平成の和気清麻呂はいないのか」
と叫んでいた「男系固執主義者」が、
考えを改め始めました。
つい最近も、産経新聞の社説で、
小沢一郎憎しで女系天皇を否定する説を
紛れ込ませていましたが、
まだまだ一旦出来上がった「男系絶対世間」は
崩壊したわけではありません。
わしはこの問題で、
保守派、右派、ネットウヨクに、
全包囲されて戦ってきました。
ありとあらゆる罵詈雑言を浴び、
バッシングされ、
みなさんご存知のように、
わしの動画にも
罵詈雑言の嫌がらせの書き込みを
散々されてきました。
中には
「小林よしのりを襲撃するべきだ、ぶん殴るべきだ」
という話し合いがされていた例も
あったようです。
皇統問題は右翼団体も関心は深いでしょうし、
右翼も男系絶対だったこともあるのだから、
この問題で戦いぬくためには、
死ぬ覚悟はしていなければならないなと思って、
描き始めました。
かつては高森氏が
体験したものだったのでしょうが、
『ゴー宣』は影響力が大きいだけに、
今度はわしがその「男系固執派」の
憎悪を一身に浴びて
全包囲される事態になりました。
今度こそやられるかなとも思いました。
つまりわしとしては、
オウム真理教の暗殺指令以来の危機感で、
覚悟していたわけです。
まさにカルトとしか思えぬ悪意・憎悪に
今までさらされてきました。
先日も堀辺師範が出席した会合で、
わしが尊敬していた知識人が、
わしの悪口を広めていたそうです。
わしはその人物を
いっぺんも批判したことはなく、
むしろ彼は素晴らしいと
褒めちぎっていたほどで、
『ゴー宣道場』にも、
いつかゲストに呼びたいと
考えていました。
いや、実はわしは
悪口・陰口を言われていると知った今でも、
その人物のことを評価していて、
いつか呼びたいと思っています。
ただ、その人物は
「男系絶対」のメディアに出ていて、
わしと仲良くすると、
そのメディアから排除される恐れがあります。
高森さんがされたように。
わしはその人物に
迷惑をかけられないとも
考えていたわけです。
わしに論理的に太刀打ちできない不満は、
今、潜在化して、
保守系のいろんな会合や場所で、
陰口・悪口として
流布されるようになっています。
「小林よしのりはおかしい。
我々を男系固執と決めつける。
我々をカルトとは失礼だ。
宮中茶会の態度は天皇を崇拝しすぎる。
・・・etc.」
いろんな声が漏れ聞こえてきます。
まあ、
しょせんが小さな小さな「保守論壇村」の
嫉妬混じりの不平不満です。
『ゴーマニズム宣言』の読者は、
もっと常識ある日常を送る
膨大な数の生活者ですから、
それら「論壇村」からは
完全に排除されても
痛くもかゆくもないわけです。
わし自身のバランス感覚が狂ったら、
読者は黙って離れていきます。
説得できるか?
説得に失敗するか?
元々わしが間違っているのか?
わしはいつも読者と
真剣勝負をしていればいいのです。
わしの読者は「世間」や「付き合い」で
購読してくれてるのではないのですから。
皇統問題で、男系世間の中には、
ずいぶん悩む者も出てきているようです。
高森さんにも相談する者がいるらしい。
ある程度の頭脳があれば、
「男系絶対」の論理が破綻していることは、
当然気付くわけです。
今更、公式に
わしの皇統論を批判できる論理もなく、
その上、『ゴー宣道場』の注目度が上がってくると、
彼らは不安でならない状態に陥っています。
わしは転向するのなら許します。
いや、歓迎します。
皇統が未来永劫続くように、
“ 史上最狭 ” になったままの皇位継承資格を、
「女系」にまで拡げてくれさえすればいいわけです。
皇室典範を改正するには
遅すぎると思っているくらいです。
一刻を争う事態です。
「民主党政権のうちはやらせない」
などと構えていたら、
大変な事態に陥るでしょう。